2014年10月28日
種おろし2

種おろしは、30年くらい前までは、たいまつを灯し、
一軒一軒を残らず回り、踊り浄めたのだそうですね。
龍郷町のHPによると・・・・こちら
「種おろし」は、翌年の豊作を祈願するとともに、
一年間の締めくくりとして各家庭を踊り浄め、繁栄を祈る行事です。
昔は、各家々を回り夜通し踊り明かしていましたが、
現在は集落ごとに多少異なりますが、
新築の家などを中心に数軒を回るといったかたちが多くなっています。
迎えた家では、料理や飲み物が提供され老若男女、夜遅くまで踊り続けます。
「種おろし」は、集落の親睦を深めるうえにおいても、大事な行事となっています。
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二日目の晩は、最初からエネルギーがすごい降りてきていて、神気に満ちていました。
時間が来たら集合せずにはおられない、不思議な感覚でした。
踊りの時には、脇も腕も高く掲げるようにして踊ると綺麗。と言われましたが
そうするとなるほど、肩の力が抜けて丹田が座り、エネルギーがすーっと入ってきます。
種おろしは、天と、地と、自分がまっすぐに繋がり、
祈りと感謝と願いの踊りなのだなぁと、自然とわかりました。
ふと天を仰ぐと、プレアデス星団が真上にありました。
涙が止まらなくなりました。
この気節の、星々の配置もわかった上でのこの行事なのですよね。
2日目の最後の地でお会いした美紀さんともそんなお話もできてよかったです。
レイキでは五戒を大切にします。
奄美ではその五戒の精神が生きているのは、
「日本のはじまりの心」を生きたまま継承しているからではないでしょうか。
大事なときこそ ちからをあわせて、怒るな、心配すな、感謝して、業を励め、人に親切に。
日常生活と生命活動が繋がっている。
楽しむ所は思いっきり楽しむ、頑張るところはしっかり踏ん張る。
子ども達も、行事をこなす大人達の姿を見ながら自然と、
自分のルーツを学び 育ってゆくのだなぁと思いました。
2014年10月28日
種おろし1
「種おろし」は頭上にプレアデス星団の見える時期に行われる伝統行事。歌も踊りも絶対、宇宙に向かって交信していますよ。
二晩かけて集落中を踊り浄め、そのステップはブルガリアやユーゴのダンスと酷似している。踊る先々ではご馳走が用意されている。http://t.co/RGRVnPFNGN
— yuki kahori (@hikarukahori) 2014, 10月 27
↑奄美の皆さま、ごめんなさい。、勝手なことをつぶやいています。
一足早く奄美入りしていた、東京と鹿児島の友人たちMさんとKくんと一緒に、二晩で行われる「種おろし」を初体験しました。
私の感知なので間違っていたり抜けているところがあったら教えてくださいね。
ちなみに地域は龍郷町浦です♪
まず18:30に生活館前に集まり、豆絞りが配られる。深夜まで二晩連続の「種おろし」が始まる。
豆絞りは、女性は肩に、男性はハチマキにする。女性は手にティッシュで作った花をつける。
先頭の太鼓と歌に合わせて男女別のラインになり踊る。指笛が入ったり、掛け合いの応酬も素敵。
歌い踊ると、マイクロバスや徒歩や車などで、あらかじめ決められた集落のポイントへ周る。
目的の屋敷に到着すると、ライトの灯る庭先で踊る。近所の人たちが見に来たり一緒に踊ったりする。
途中でお花代の報告が何度かあり、三線が入って六調になり、最高潮。
休憩タイムになると、用意されたごちそうをいただきながら歓談。
最後にまた歌い踊り、〆の踊りが終わると、次のポイントへ移動。。。
このお花代は1年間の集落の運営資金として使われるそうです。
庭先では、お酒やお茶など飲み物と、様々なお料理が、大量に用意してありました。
これは担当の班が、班長さんが中心になり準備してくださったものです。
例えば大きなバナナの葉をテーブルに並べ、おにぎり、、串に刺したおでん、唐揚げ、お汁粉、カシャ餅、ドーナッツ、
一人分ずつトレーに小分けされたあぶらそうめん、やまいもの天ぷら、まこも、
子供用にうまい棒、ミートボールなど、数えきれません、
ごちそうは班により特徴があり、食べやすい工夫がなされていて、そしてとても美味しいです!

私は、巡りながら、会いたかった人にも会えました。必要なことが必要な時に起こります。
そういえば、25日は初めての種おろしだったので、すべてが謎で、何を持ち、どこに行けばいいのかもわからない。
どなたかにお尋ねしようにも、先月携帯壊れたときに新しいデータは消えてしまっていて、同じ班の人の電話番号がわからない。。。
でも、ちゃんと愛かな工房さんやnail Ru-さんと会えて教えてもらえるという、タイミングの良さ。
必要な時に必要な情報をもらえる、この段取りの不思議さ。
誰かがどこかで見ているみたい。やっぱり女神様がいらっしゃると思います。
奄美ってすごいですよね。。。。。

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