2014年10月28日
種おろし2

種おろしは、30年くらい前までは、たいまつを灯し、
一軒一軒を残らず回り、踊り浄めたのだそうですね。
龍郷町のHPによると・・・・こちら
「種おろし」は、翌年の豊作を祈願するとともに、
一年間の締めくくりとして各家庭を踊り浄め、繁栄を祈る行事です。
昔は、各家々を回り夜通し踊り明かしていましたが、
現在は集落ごとに多少異なりますが、
新築の家などを中心に数軒を回るといったかたちが多くなっています。
迎えた家では、料理や飲み物が提供され老若男女、夜遅くまで踊り続けます。
「種おろし」は、集落の親睦を深めるうえにおいても、大事な行事となっています。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
二日目の晩は、最初からエネルギーがすごい降りてきていて、神気に満ちていました。
時間が来たら集合せずにはおられない、不思議な感覚でした。
踊りの時には、脇も腕も高く掲げるようにして踊ると綺麗。と言われましたが
そうするとなるほど、肩の力が抜けて丹田が座り、エネルギーがすーっと入ってきます。
種おろしは、天と、地と、自分がまっすぐに繋がり、
祈りと感謝と願いの踊りなのだなぁと、自然とわかりました。
ふと天を仰ぐと、プレアデス星団が真上にありました。
涙が止まらなくなりました。
この気節の、星々の配置もわかった上でのこの行事なのですよね。
2日目の最後の地でお会いした美紀さんともそんなお話もできてよかったです。
レイキでは五戒を大切にします。
奄美ではその五戒の精神が生きているのは、
「日本のはじまりの心」を生きたまま継承しているからではないでしょうか。
大事なときこそ ちからをあわせて、怒るな、心配すな、感謝して、業を励め、人に親切に。
日常生活と生命活動が繋がっている。
楽しむ所は思いっきり楽しむ、頑張るところはしっかり踏ん張る。
子ども達も、行事をこなす大人達の姿を見ながら自然と、
自分のルーツを学び 育ってゆくのだなぁと思いました。